外資系MBAサラリーマンのRYUです。

17日早朝のFOMCでは大方の予想通りアメリカは金利をあげ金融緩和策を解除しました。17日の金融市場ではアメリカ経済の好況さを好感したのか、為替は円高、株は買われてました。ただ、この数日で東洋経済オンラインには円高を予想する記事が続出していましたので、FXを投資のメインに据えている外資系MBAサラリーマンとしてはいろいろと参考にしていますが、その中でもエモリキャピタルマネジメントの江守哲氏の記事が面白いので取り上げたいと思います。ちなみに、エモリキャピタルマネジメントのページに行くと、江守氏のメルマガが読めるのですが、こちらは先日から有料になってしまったので、当面は東洋経済の記事を追いかけていきたいと思います。

1ドル102円台の「円高時代」がやって来る? 12月15日掲載

これまでも筆者は過去の経験則から利上げ前にドルはピークをつけるという主張をしてきたのだが、確かにタイミングの差はあったのだが、今回の結果から見ると11月18日の1ドル123.74円というのが直近のピークでドルの金利上げが決定したタイミングでは1ドル122円前半あたりまで下がっていました。江守氏を含めて円高を主張する人たちの多くはBuy on the Rumer, Sell on the Factといううわさで買って事実でうれという考え方をベースにしています。つまり噂の段階で事実はほぼ織り込まれているということです。確かにこの主張は現時点では正しかったかなと思います。ただ、Sell on the Factになる前に一ドル123円後半を一度試し(日銀の市場を惑わす発表)、その後122円前半まで円高が進んでいます。

米利上げ後の株価上昇は限定的なものになる
 12月17日掲載

この記事の段階では日銀の一部緩和策と読める発表がないものでしたので、株価上昇と円安(123円前後)が利上げ後に起こっていましたが、引き続き筆者はメインシナリオで108円あたりの円高を2016年の前半に起こるのではないかと予測しています。最低でも112円というのが円高を希望している外資系MBAサラリーマンとしてはぜひ起きてほしいと思う予想です。

いづれにしても多くのエコノミストやアナリストが来年前半、特に5月頃までの調整を予想していますので、為替投資はこれらを頭に入れて行うのがいいかもしれません。江守氏の記事は引き続きウォッチしていこうと思います。メルマガもう少し安くならないかな。


外資系サラリーマンが使っているFXサイトはこちら